はじめに
『ゴムゴムの実』別名『ヒトヒトの実 幻獣種 モデル ニカ』
この記事は、ゴムと太陽の神 ニカの関係について証明する内容となっております。
読者のほとんどの方が、ワノ国編で初登場した『太陽の神 ニカ』を後付けされたオリジナルの神の能力だと思ったのではないでしょうか？
しかし筆者が調べたところ、これはオリジナルの神の能力ではありませんでした。
ちゃんとゴムの性質を持つということに納得がいくものでしたのでご紹介致します。
まずは下の２つの画像をご覧下さい。
ゴム＝ニカである証明
100円ショップなどでも売られている観葉植物『ガジュマル』、これはゴムの木の一種で、成長すると何十メートルという高さにまで育つ植物としても有名です。
このガジュマルは、キジムナーと呼ばれる火の精霊が宿る幸福の木と言われ、人々の願いを受け止め、叶えてくれるウィッシングツリーとして古くから言い伝えられています。
そしてガジュマルは、モルディブ共和国（ディベヒ語）で『ニカ』と言われており、大きく育ったこの木が作る日陰がみんなの憩いの場として愛されているのです。
ここまでご覧頂くと筆者の伝えたいことが分かりますよね？
ゴムの木、火の精霊、ガジュマル
ゴムの性質、太陽の神、ニカ
そう、後付けでもオリジナルの神でもなかったのです。
これらは実際に古くから言い伝えられている内容なので、地域によっては「知っていたよ」という方もいらっしゃるかも知れません。
沖縄ではゴムの木 ガジュマルには火の精霊が宿ると信じられていますからね。
そして65巻のSBS(質問コーナー)では、作者がこのように答えています。
出典 ONE PIECE 尾田栄一郎／集英社
「なぜルフィに弱そうなゴムの能力にしたのですか？」→「一番ふざけた能力を選んだのです」
「ふざけた能力」という点は、作者が最初から主人公の能力として決めていたことです。
つまり「ふざけた能力」と「願いを叶えるゴムの木の精霊」を組み合わせたものが今のルフィの能力、つまり『ニカ』ということなのです。
ここまでの『ニカ』という神（精霊）がゴムの性質を持つことについて納得頂けたでしょうか？
納得して頂いたということで続けますが、そうすると筆者が好きなあのシーンも合点が行くのです。
伏線に関しては別の記事でもまとめています。
↓合わせて読みたい記事↓
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解放の戦士 ニカの伏線
話は空島編 ルフィ対エネル！
空島を沈めようと「雷迎（らいごう）」を放つエネル、ルフィは雷迎の破壊を試みます。
このシーンが上記で説明した内容とピッタリ合っているように感じました。
出典 ONE PIECE 尾田栄一郎／集英社
「この国を守って神様」ともう祈るしかなくなった空島の民たち！
（この場合の神はゴッド・エネルのことではありません）
それに応えるかのように雷迎を破壊しエネルを仕留めたルフィ・・・
まるで精霊（神）に願い事をして叶った上記の言い伝えのような流れではありませんか。
これはルフィが神の能力者だと知らせる伏線だったのではないかと考えています。（こじ付けと言われるかも知れませんがね）
この描写から、みんなの願いを聞き入れて空島に平和をもたらし、戦いから解放したことによって解放の戦士『太陽の神 ニカ』がゴム(ゴムの木ガジュマル)と関係あることが証明されたのではないでしょうか？
そして空島編は「ルフィ＝神」の伏線だったってことですよね。
まとめ
ガジュマルというゴムの木は、モルディブ共和国で『ニカ』と言われており、人々の願いを聞き入れる火の精霊が宿るという言い伝えがあります。
そしてワンピースの世界ではルフィがその精霊（神）であり、人々の願いを叶えて戦いから解放したのでした。
つまり、火の精霊が宿るゴムの木 ガジュマルは、ゴムの性質を持つ『太陽の神 ニカ』であるということです。
納得頂けない場合もありますので、コメント欄からみなさんの意見をお聞かせください。
さいごに
ワンピースのコミックスではSBS(質問コーナー)で明かされた裏設定や原作で描き切れなかった内容も公開されています。
ジャンプ派、コミックス派、アニメ派など、こだわってワンピースを楽しんでいる方もいらっしゃいますが、深くワンピースの内容を知りたいのであれば、だんぜんコミックスをお勧めします。
ジャンプで掲載された間違った内容もコミックスでは修正されていますし、アニメのように引き延ばしやアニオリといった「ムダ(←失礼)」もないので、テンポよく作品を楽しむことができます。
ぜひ、もっとワンピースを楽しみたいという方はコミックスを手にしてみてください。
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