「ゴムゴムの実」正しくは「ヒトヒトの実 幻獣種 モデル ニカ」
この記事は、ゴムと太陽の神 ニカの関係について証明する内容となっております。
読者のほとんどの方が、ワノ国編で初登場のゴムゴムの実の覚醒状態、つまり『太陽の神 ニカ』を後付けされたオリジナルの神の能力だと思ったのではないでしょうか?

出典 ONE PIECE 尾田栄一郎/集英社
しかし筆者が調べたところ、これはオリジナルの神の能力ではありませんでした。
ちゃんとゴムの性質を持つということに納得がいくものでしたのでご紹介致します。
まずは2つの画像をご覧下さい。
1.ゴム=ニカである証明


100円ショップなどでも売られている観葉植物『ガジュマル』、これはゴムの木の一種で、成長すると何十メートルという高さにまで育つ木としても有名です。
このガジュマルは、キジムナーと呼ばれる火の精霊が宿る幸福の木と言われ、人々の願いを受け止め、叶えてくれるウィッシングツリーとして古くから言い伝えられています。
そしてガジュマルは、モルディブ共和国(ディベヒ語)で『ニカ』と言われており、大きく育ったこの木が作る日陰がみんなの憩いの場として愛されているのです。
ここまで来ると筆者の伝えたいことが分かりますよね?
ゴムの木、火の精霊、ガジュマル
ゴムの性質、太陽の神、ニカ
そう、後付けでもオリジナルの神でもなかったのです。
これらは実際に古くから言い伝えられている内容なので、地域によっては「知っていたよ」という方もいらっしゃるかも知れません。沖縄ではゴムの木 ガジュマルには火の精霊が宿ると信じられていますからね。

出典 ONE PIECE 尾田栄一郎/集英社
「ふざけた能力」という点は、作者が最初から主人公の能力として決めていたことなので、仕方がありませんが、『ニカ』という神(精霊)がゴムの性質を持つことについては納得頂けたでしょうか?
納得して頂いたということで続けますが、そうすると筆者が好きなあのシーンも合点が行くのです。
2.解放の戦士 ニカの伏線
話は空島編 ルフィ対エネル!
空島を沈めようと「雷迎(らいごう)」を放つエネル、ルフィは雷迎の破壊を試みます。
このシーンが上記1の内容とピッタリ合っているように感じました。

出典 ONE PIECE 尾田栄一郎/集英社
「この国を守って神様」ともう祈るしかなくなった空島の民たち!(この場合の神はゴッド・エネルのことではありません)

出典 ONE PIECE 尾田栄一郎/集英社
それに応えるかのように雷迎を破壊しエネルを仕留めたルフィ・・・まるで精霊(神)に願い事をして叶った上記1の言い伝えのような流れではありませんか。
これはルフィが神の能力者だと知れせる伏線だったのではないかと考えています。(こじ付けと言われるかも知れませんがね)
よって、みんなの願いを聞き入れて空島に平和をもたらし、戦いから解放したことによって解放の戦士『太陽の神 ニカ』がゴムと関係あることが証明されたのではないでしょうか?
そして空島編は「ルフィ=神」の伏線だったってことですよね。
伏線に関しては別の記事でもまとめています。
はじめに ONE PIECE ワノ国編にて初登場した『ニカ』、その存在に読者は驚きを隠せなかっただろう。突然のおふざけ戦法にアンチコメントが殺到したが、この記事では『ニカ』の伏線の可能性がある描写をまとめてみた。[…]
3.まとめ
ガジュマルというゴムの木は、モルディブ共和国で『ニカ』と言われており、人々の願いを聞き入れる火の精霊が宿るという言い伝えがあります。そしてワンピースの世界ではルフィがその精霊(神)であり、人々の願いを叶えて戦いから解放したのでした。
つまり、火の精霊が宿るゴムの木 ガジュマルは、ゴムの性質を持つ『太陽の神 ニカ』であるということです。
納得頂けない場合もありますので、コメント欄からみなさんの意見をお聞かせください。