有名になりすぎた「ニセ名言」
「何が好きかより、何が嫌いかで自分を語れよ!」
皆さんはこのセリフを聞いたことがあるでしょうか?
じつはこのセリフ、ルフィの名言として知られているのですが、一度もルフィが言ったことのないニセモノのセリフなんです。
ワンピースファンの間では、かなり有名なお話しで、一時期こんな合成画像が出回りました。
出典 集英社
これは、あるファンが別の漫画のセリフとルフィの一コマを合成して作ったニセモノの画像ですが、ルフィのセリフだと信じた人が多く、後にとんでもないことになってしまいます。
ただ、このセリフは同じ少年ジャンプ連載の『ツギハギ漂流作家』という漫画の主人公・吉備真備が言い張った一コマなんですが、ほとんどの方が合成だと気付きません。
出典 ツギハギ漂流作家 西公平/集英社
『ツギハギ漂流作家』の吉備真備も少しルフィと似ているので、このコマだけ見ると騙されてしまうかも知れませんね。
ちなみに合成画像はワンピースのこのシーンが使われました。
出典 ONE PIECE 尾田栄一郎/集英社
女ヶ島編にて覇王色の覇気を放ったルフィのドアップ、この吹き出しに別の言葉を入れたみたいです。
ずっとワンピースを見てきた方には、すぐ分かるコラ画像ですが「ニワカ」はルフィの名言と信じてしまいますよね。
まぁ、この程度なら笑って見過ごせるんです。
しかし、この画像はゲームにまで影響してしまいます。
下の動画のようにニセのセリフがゲーム内でルフィのセリフとして収録されてしまうのです。
出典 ti / YouTube
これは『Jスターズ』という少年ジャンプのキャラクターが集まってバトルするゲームですが、ルフィのセリフとして収録されています。
同じジャンプの漫画の名言くらいちゃんと調べて作ってほしいですね。
ゲーム製作者が遊び心でワザと入れたとも聞きますが、過去に行われた「ルフィの好きな名言ランキング(スレッド)」でこれを選んでしまう人もいるので、紛らわしいことをしてくれたなと今でも思います。
遊び心で入れたとしても(ツギハギ漂流作家 吉備真備のセリフ)と表記してほしかったですね。
結果的にこのゲームは、ニセ名言が噂になってファンは楽しめたのですが、公式が作るゲームは正しくあってほしいです。
以上「ニセ名言がもたらした結果」でした!
ずっとワンピースが好きな方も、これからワンピースを知っていく方も、絶対に覚えておいてほしいお話しです。
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お知らせ
ワンピースファンの中には、ジャンプ派・コミックス派・アニメ派、というように「絶対にアニメでしか見ない」などのこだわりを持って作品を楽しんでいる方がいます。
もちろん楽しみ方は個人の自由ですが、筆者はだんぜんコミックスで楽しむことをお勧めします。
1番最初に最新話を知ることができる週刊少年ジャンプで毎週見るのも良いですが、締め切りに追われて掲載しているので、作者による描き忘れや懸賞金の額の間違い、下書きのまま掲載など未完成の内容で世に出ることがあります。
出典 ONE PIECE 尾田栄一郎/集英社
出典 ONE PIECE 尾田栄一郎/集英社
アニメでは、原作に追いついてはならないので、オリジナル編やシーンの引き延ばしが多いため、とらえ方が変わってしまい残念な描写があるので、コミックスで見ることをお勧めします。
もちろん、それぞれに良さがあるので全て見て楽しむのが1番ですが、ワンピースを深く知りたいならコミックス1択ですね。
SBSという質問コーナーで裏設定や原作に描き切れなかった内容も公開しているので、ぜひこの機会に単行本を揃えてみてください。
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