漫画・アニメに登場する武士キャラ ランキング

9月15日は「関ケ原合戦の日」。

【大きい画像を見る】[武士・侍キャラといえば？]ランキング1位～5位

慶長5年9月15日（1600年10月21日）に関ヶ原の戦いが行われたことが由来の記念日です。徳川側の東軍と豊臣側の西軍との間で行われた戦いは東軍の勝利で終わり、江戸幕府の成立に繋がりました。

アニメやマンガには武士や侍にまつわるキャラクターが数多く存在します。戦国時代や江戸時代を描いたタイトルに登場するのはもちろん、現代日本や異世界に召喚されたり、戦国武将のコスプレをしていたり、侍の生き様に憧れていたりと、描かれ方もさまざまです。

そこでアニメ！アニメ！では「武士・侍キャラといえば？」と題した読者アンケートを実施しました。9月1日から9月8日までのアンケート期間中に630人から回答を得ました。
男女比は男性約30パーセント、女性約65パーセント、無回答が約5パーセントで女性が多め。年齢層は19歳以下が約55パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。

■「ジャンプ」キャラが上位を独占

第1位

1位は『銀魂』の坂田銀時
支持率は約29パーセントでした。

銀さんこと坂田銀時は万事屋銀ちゃんを営む主人公。読者からは「普段は自堕落なダメ人間ですが、その正体はかつて白夜叉と恐れられたほどの凄腕剣士。今では洞爺湖の木刀を携えているものの、その腕は超一流です。EDテーマの『サムライハート（Some Like It Hot!!）』も名曲！」や「侍といえばこの人！ お酒やパチンコが大好きだけど、実は情に厚くて仲間思い。私たちの心に響くものを持っているから」、「“宇宙一バカな侍だコノヤロー!!”というセリフが忘れられない。内に秘めた侍魂が素敵ですね」といざとなったときの活躍っぷりに惚れたというファンが多かったです。

第2位

2位は『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の緋村剣心
支持率は約8パーセントでした。

緋村剣心はかつて人斬り抜刀斎と呼ばれた幕末の志士です。「刃と峰が逆になった逆刃刀を持ち、不殺（ころさず）の誓いを立てながらも、大切な仲間を守るために戦う優しいお侍さん」や「強さと優しさを持ち合わせた最強の剣士。時代劇アニメの中で一番好き！」と主人公キャラがランクイン。
本作は2023年7月からは新アニメが放送中。メディアミックスで人気のタイトルのため、実写映画で本作を知ったという読者もいました。

第3位

3位は『ワンピース』のロロノア・ゾロ
支持率は約7パーセントでした。

ゾロは麦わらの一味の戦闘員。「両手だけでなく歯で刀をくわえる他にはいない三刀流の剣士。“背中の傷は剣士の恥だ”とミホーク相手に真っ正面から斬られることを選んだ生き様が大好き」や「世界一の大剣豪になるため修業を続けているところがカッコイイから。ワノ国編では着物を着て髪型もチョンマゲになって、名実ともに侍に！」と頼れる剣士がトップ3に。
『ワンピース』からは同率11位には錦えもん、同率13位には光月おでんがランクインしており、武士・侍キャラが数多く存在する作品でもあります。

■そのほかのコメントをご紹介！

『あんさんぶるスターズ！』神崎颯馬には「和風ユニット・紅月の3人の中でも剣を使ったパフォーマンスが多く、“我”や“殿”といった侍のような喋り方が特徴的。馬に乗って登場したこともある武士ドルです」。
『ルパン三世』石川五ェ門には「斬鉄剣を携え、ストイックに修行に励む姿に侍魂を感じます。修行に修行を重ねても、女性に対しては弱い一面を克服できないのは可愛らしい」。

『薄桜鬼 ～新選組奇譚～』土方歳三には「武士といったら新選組！ 幕末という侍の時代の終わりを駆け抜けた土方さんの生き様に何度泣いたかわかりません……！」。
『地獄楽』佐切には「打首処刑人一族である山田浅ェ門の当主の娘。女性でありながら刀を振るい、処刑人としての業に思い悩みながらも、侍として在り続ける姿に惹かれました」と今年放送されたタイトルにも投票がありました。

今回のアンケートでは「週刊少年ジャンプ」作品のキャラクターがトップ3を独占。現在TVアニメが放送中、もしくは新作が決まっているタイトルが目立つ結果となっています。

■ランキングトップ20

（回答期間：2023年9月1日～9月8日）

※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。
【ほかの画像を見る】『るろうに剣心 －明治剣客浪漫譚－』キービジュアル（C）和月伸宏／集英社・「るろうに剣心 －明治剣客浪漫譚－」製作委員会