ドラゴンボール作者の鳥山明先生が旅立たれたことを利用し、とんでもない悪事を働く者がいます。みなさんもメルカリを利用する際には「ニセ直筆サイン色紙」にご注意ください。
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『Dr.スランプ』や『ドラゴンボール』の作者で、3月に亡くなった鳥山明さん。その直筆サインと称する色紙が、フリマアプリやオークションサイトで販売されている。
訃報により鳥山さんへの注目が高まったことからか、出品数も多く、中にはドラゴンボールのキャラクターのイラストが描かれたサイン入り色紙が数万円、数十万円という高値で取引されているものもあった。
ただし、このようなサインには真贋が不明なものも少なくないとして、SNS上では「鳥山明さんのイラスト入りサイン入り色紙」を「これは偽物」と断じる投稿もあり、購入には注意が必要かもしれない。
鳥山さんの功績をたたえ、その死を悼む動きが国内外で広がる中、その人気に便乗するような行為は許されない。漫画家や有名人のサイン入り色紙を偽造して、フリマアプリなどで販売することにはどのような法的問題があるのだろうか。
●刑法上の詐欺罪にあたる
エンターテイメント分野の問題にくわしい河西邦剛弁護士は次のように指摘する。
「フリマサイトの購入者は、『鳥山明さんの直筆サイン』だから購入するのであり、そうではない人が書いたサインであれば購入しません。
仮に鳥山明さんが書いていないのに『鳥山明さんの直筆サイン』として販売した場合、刑法上の詐欺罪に該当し、10年以下の懲役として処罰される可能性があります。なお、詐欺罪は窃盗罪と異なり罰金処分がありません」
過去には、偽サイン色紙を販売した男性が有罪判決を受けたこともある。
2019年5月、『ちびまる子ちゃん』のイラストや作者のさくらももこさんのサインを偽造した色紙を出品した男性が、詐欺の疑いで逮捕されて、懲役2年(執行猶予3年)の有罪判決を受けた。
【取材協力弁護士】
河西 邦剛(かさい・くにたか)弁護士
「レイ法律事務所」、芸能・エンターテイメント分野の統括パートナー。多数の芸能トラブル案件を扱うとともに著作権、商標権等の知的財産分野に詳しい。日本エンターテイナーライツ協会(ERA)共同代表理事。「清く楽しく美しい推し活〜推しから愛される術(東京法令出版)」著者。
事務所名:レイ法律事務所
事務所URL:http://rei-law.com/
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(出典 iam-publicidad.org)
ネットの意見
もうほんとにこいつらは人間のク◯
明らかに本人ではない、めちゃっくちゃ下手くそなイラストなのに売れてるの草
死者に対する冒涜だろ。しかるべき対応を
こいつら纏めてアクマイト光線
鳥山明はドラゴンボール完結後、ほぼ引退状態で絵が下手になったから、必ずしも下手くそだから偽物とは言い切れず、描かれた時期と絵の癖で判別する必要があり、真偽を見抜くのが難しそう。
そもそもサインは難易度高いけど直に会って書いてもらうなら価値があるけどそんな所で金出して買うことに意味なんぞないわ
28万前後儲かってばれて逮捕までいっても執行猶予つきで罰金無しと、そりゃ真似するやつも大量に出るわな…
クソ下手な奴を買ってんのは出品者自身(またはその身内)って話だぞ。普通は「下手→偽物」で終わりだけど、「下手→偽物?→でも売れてる→じゃあ本物じゃん」って思考になるよくわからんヤツをターゲットにするための撒き餌らしい。効果あるのかね?
本物だとしても今のタイミングで売るのは節操がないな